【FXブログ】初めてのFX確定申告、スムーズに対応するためのポイント/

FX取引の利益は確定申告の対象となります。初めての確定申告でも安心してできるよう、FX確定申告の準備から手続きまで、総じて理解できる情報をお伝えします。

FX利益と確定申告の関係

FX（外国為替証拠金取引）からの利益は、所得税の対象となる「雑所得」として扱われ、一定の額以上の利益が出た場合、確定申告が必要です。年間の損益は、FX取引の全利益から全損失を引いた「純損益」で計算します。203,000円以上の純損益が出ていた場合に確定申告が必要となります。

FXの確定申告の手続き

FXの確定申告は2通りの方法で行えます。後に払う税金の計算に直結するため、自分に合った方法を選択しましょう。一つは、口座開設したFX会社から送られてくる「年間取引報告書」を基に、全取引の利益と損失を計算し、確定申告します。二つ目は、「特定口座」を作り、FX会社に確定申告を代行してもらう方法です。特定口座の場合は、企業が源泉徴収を行い、納税手続きが免除されます。

確定申告書の提出方法

確定申告書の提出は、郵送、税務署への持込み、電子申告の3つが可能です。収入の合計が20百万円を超えない場合で、確定申告や青色申告等の必要がある方は、e-Taxを利用してパソコンやスマートフォンから電子申告することが可能です。

FX確定申告のコツ

FX確定申告におけるコツは、「細かなデータを常に取り続ける」ということです。取引全体を通じた累積の損益を把握するために、全取引の損益データを毎月まとめておくと、年末の確定申告の手間が省けます。また、税金の計算方法について理解しておくと、予想外の税金が発生することを避けることができます。

初めての確定申告に臆することはありません。FX取引を行うなら、これらを心得て、税務対策も万全に整えましょう。