【FXブログ】通貨市場を動かすFXの主要な指標とは？エンジョイFXを極めるための情報パート1/
FXトレードにおいて重要なのは、市場の動向を予測することです。そのためには経済指標の理解が欠かせません。今回は、市場トレンドに大きな影響を与える主要なFX指標について紹介します。

FX指標とは？

FX指標とは、各国の経済状況を示す数値情報のことを指し、これらの数値変動が通貨価値に影響を与えます。経済指標としては、GDP（国内総生産）、雇用統計、インフレーション率、貿易収支などがあります。これらの指標をチェックすることで、将来の通貨価値の動向を予測し、適切な投資判断を下すことができます。

非農業部門雇用統計（NFP）

非農業部門雇用統計（NFP）は、アメリカの雇用状況を示す最も重要な指標の一つで、毎月初めに発表されます。この数字が増えると、経済活動が活発化し通貨価値も上がると予測されます。逆に、数字が減ると経済が悪化し、通貨価値が下がると見られます。一般的にこの発表日は、大きな価格変動が見られる日として注目されています。

消費者物価指数（CPI）

消費者物価指数（CPI）は、一般消費者が購入する商品やサービスの平均価格を表す指標で、インフレーションの状況を示すものです。CPIが上昇すると、経済が拡大すると解釈され、通貨価値も上がると予想されます。しかし、CPIが急激に上昇し続けると、それはインフレーションが進行している可能性を示すため、注意が必要です。

中央銀行の金利政策

中央銀行の金利政策もFX市場に大きな影響を与える指標の一つです。金利が上がると通貨価値が上昇し、逆に金利が下がると通貨価値が下降します。中央銀行が金利を引き上げると、その国の通貨を保有することで得られる利益（スワップポイント）も増えるため、投資家の間でその通貨への投資が増えます。

これらのFX指標を理解し、正確な投資判断を行うことが、FXトレードで利益を上げるための鍵となります。各指標の変動に留意しながら、自身の投資戦略を見直すことをおすすめします。