【FXブログ】手間を省き確実な手続きを！FX確定申告の重要ポイントを解説/
その年におけるFXの税務上の処理が迫る確定申告時期。FX初心者から経験者まで、馴染みの薄い税法仕様に困っている方も少なくないでしょう。当記事ではFX取引の所得計算や確定申告の手続き、節税策までを具体的に解説します。

FX取引と所得税

FX取引で得た所得は、「雑所得」として日本の所得税法の対象となります。具体的には、年間の取引による総利益から総損失を引きました結果が所得となります。この所得が200万円を超えると、所得税と住民税が課税されます。所得200万円以下の場合は、源泉徴収制度により自動税金が引かれる為、確定申告の必要はありません。

FX確定申告の手続き

FXの確定申告は、取引を行った全ての証券会社から送付される「年間取引報告書」を基に行います。「所得控除の内訳書」も作成し、所得の節税効果を最大限活用するためには、自分の状況に応じた適切な控除項目を把握することが必要です。

FX確定申告の節税策

FXの確定申告時に節税策を取るためには、「繰越損失控除」を活用することが有効です。これは総利益から総損失を引いた結果がマイナス（損失）である場合、その損失額を翌年以降の同じ種類の所得に対して控除することが可能な制度です。この控除を可能にするには確定申告が必須となります。

こうした確定申告の手順や節税策を理解し、適切に行うことでFX取引における税金負担を減らすことが可能になります。安心・安全なFXライフのために、ぜひ確定申告を適切に行うよう心がけましょう。