◆2022年11月6日以降の相場観です。

先週末発表のアメリカの雇用情勢は就業者数が予想２０万人に対して２６万人と非常に強い結果となりました。

今までの流れですと雇用がまだ強いということで利上げ加速が高まり株価下落の流れとなるのですが、株価上昇となりました。

インフレのピークが見えてきたことと、アメリカの金融政策についてドル建て借金している新興国中心に世界的な批判が強まっていることが背景にあります。

そうしたことから2022年12月から利上げのペースを緩める可能性が高くなっています。しかしながらFOMCの難しい舵取りは続きます。

ポンド円171.5を超えてから172.0までの上昇、170.0を下回ってからの169.7までの下落の流れを利用できるかもしれません。

ポンド円が172.3を超えれば173.0までの上昇が期待できます。170.0を下回らない限りは上昇基調が続きそうです。

ドル円は日銀はあと数回は為替介入する余力がありますから、急激なドル高に進みづらい状況が続きます。

ドル円は145.5~148円のレンジで抜けた方向に付いていく流れです。

ドル円は大枠で145円～150円のレンジ相場で150円付近に上昇した場合は日銀の介入待ちでドル売りに転じる準備も必要です。

ビッドコインは19,000~22,500ドルのレンジで抜けた方に付いていく流れです。

仮想通貨全体で底堅い状況ですので長期的に25,000ドルを超えたら33,000ドルまでは期待できそうです。

イーサリアムは1,200~1,500ドルのレンジで抜けた方向に付いていく流れ。18,00ドルを超えたら2,000ドルまで上昇を期待。

仮想通貨は来年予想される米国の景気悪化までは株と共に上昇が期待されます。

米国の失業率が5%を超えてきたら警戒が必要です。

その場合はドル円は円高方向に動く可能性が高いのでトレードの参考にしてください。

投資は自己責任となりますので、あくまで参考にしてください。それでは。