◆2023年2月13日以降の相場観です。

直近は2月14日の米CPI発表でインフレ率と米10年債利回りの動きに注意が必要です。

予想CPIは6.2%が想定されています。6.8%を超えてくれば大き目の株安円安に動きます。

逆に6.0%未満で株高円高に動きます。今回は予想から大きく外れることはないかと思いますが、3月のCPIには注意が必要です。

米CPIの4か月前の指標と言われている銅価格が11月から上昇しており、3月のCPIの上昇に寄与する可能性があるからです。

3月のCPI発表時には大きめの株安円安を想定してトレードしてください。

また、次期日銀総裁に元審議委員で経済学者の植田和夫氏を起用する人事案を固めました。

有力候補の雨宮さんが固辞したと見られ、金融政策の理論と実践に詳しく、国際感覚に優れた植田さんに白羽の矢が立ちました。

一時、円高に振れましたが植田さんは以前から金融緩和継続を支持しており、ドルは131円台に戻しています。

急な金融引き締めに走ることはないと考えられますが、徐々に緩和を緩めることが必要なため、長期的には円高目線です。

短期ではドル円は128円から132円のレンジ相場、上は133円を想定。133円を超えた場合は135円まで上昇余地があります。

ポンド円は下目線、157.80までの下落に警戒。157円下回ると155円までの下落の流れを利用します。

天然ガスは底値を探る動きが継続、反発上昇の流れに乗ってトレードしてください。

銅は上昇基調。銅はインフレ率の先行指標になることから3月のCPIに多少なりとも影響を及ぼす可能性があります。

小麦は840ドルまで上昇の流れです。690ドルを下回ると損切り撤退してください。

原油は上目線。82ドルまでの上昇の流れを利用してください。

ビットコインは28000ドルまで上昇を試す流れです。一旦の反落

同様にイーサリアムも1800ドルまでの上昇を試す流れとなっています。1800ドル超えてからは2000ドルまでの上昇を視野にトレードしてください。

予想が外れた場合はしっかりと損切りラインを決めておいてください。

投資は自己責任となりますので、あくまで参考までにしてください。