◆2023年2月19日以降の相場観です。

2月14日の米CPI発表では前年同月比6.4%上昇となり、前月の6.5%から減速する一方、市場予想の6.2%を上回りました。

変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数も、同5.6%上昇で前月の5.7%から鈍化したものの、これも民間予想の5.5%を上回りました。

FRBのパウエル議長は高金利の継続を示唆しており、予想外に強かった1月分の雇用統計の結果もあわせると市場の利下げ期待は裏切られる形となりました。

米CPIの4か月前の指標と言われている銅価格が11月から上昇しており、引き続き3月のCPIまで警戒が必要です。

2～3月のCPI発表時には大きめの株安円安を想定してトレードしてください。

CPIの結果を受けてドル円は134円台まで上昇しました。ただし中長期的には円高傾向のため上値は重いです。

ドル円は天井が近いため深追いはせずコツコツと利確することを推奨します。

ポンド円は基本的には下目線ですが、短期的には162.2までの上昇の流れを利用。

天然ガスは底値を探る動きが継続、反発上昇の流れに乗ってトレードしてください。2.3ドル下回ったら一旦撤退してください。

銅は4.4ドルまでの上昇基調。3.75ドルを下回ったら一旦撤退してください。

小麦は840ドルまで上昇の流れです。720ドルを下回ると損切り撤退してください。

原油は77～80ドルのレンジ相場。76ドルまでの下落の流れを利用してください。

ビットコインは28000ドルまで上昇を試す流れを継続中です。

同様にイーサリアムも1800ドルまでの上昇を試す流れとなっています。1800ドル超えてからは2000ドルまでの上昇を視野にトレードしてください。

予想が外れた場合はしっかりと損切りラインを決めておいてください。

投資は自己責任となりますので、あくまで参考までにしてください。