◆2023年2月26日以降の相場観です。

米商務省が２４日発表した１月の個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数は前年同月より５・４％上がり、伸び率は昨年１２月（改定後）の５・３％から拡大しました。

変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数の上昇率も４・７％に拡大し、市場予想（４・３％）を上回りました。

FMOCの議事録要旨でも次回の利上げ幅を0.5%支持する人が数名いたことから利上げ長期継続の警戒感から株安円高が進みました。

3/10では日銀政策決定会合でYCCの見直しが示唆された場合は5円程度の円高に注意が必要です。

同じく3/10の22:30には米国雇用統計が発表されます。雇用堅調、失業率3.5%以下で株安円安が進みます。

3/14は米国CPI発表があります。インフレ率6.8%以上で株安、円安が進みます。

3/22はFRB利上げ発表会があります。0.5%利上げで株安、円安に進みます。

米CPIの4か月前の指標と言われている銅価格が11月から上昇しており、引き続き3月までのCPIまで警戒が必要です。

2～3月のCPI発表時には大きめの株安円安を想定してトレードしてください。

ドル円は一部では天井が140円まで視野に入ったと言われていますが、深追いはせずコツコツと利確することを推奨します。

ポンド円は短期的には164円までの上昇の余地がありますが、上値は重いため反落に警戒してください。

天然ガスは2.3ドル下回り、一回撤退し2.7ドル超えてから再エントリーして上昇の流れを利用してください。

銅は4.4ドルまでの上昇基調。3.75ドルを下回ったら一旦撤退してください。

小麦は840ドルまで上昇の流れです。720ドルを下回ると損切り撤退してください。

原油は78ドル上に抜ける展開待ち。上に抜けると79ドルまでの上昇の流れを利用してください。

原油の下は76.2ドル下回ってからの75.7ドルまでの下落の流れを利用してください。

ビットコインは28000ドルまで上昇を試す流れを継続。

同様にイーサリアムも1800ドルまでの上昇を試す流れとなっています。1800ドル超えてからは2000ドルまでの上昇を視野にトレードしてください。

ただし、イーサリアムは3月中旬に上海アップグレードを控えているため大きめの変動に注意。アップグレードの値動き確認後にエントリーしてください。

予想が外れた場合を想定してしっかりと損切りラインを決めておいてください。

投資は自己責任となりますので、あくまで参考までにしてください。