◆2023年2月5日以降の相場観です。

2月3日に発表された米雇用統計は市場予想を上回る大幅増になったことを受け、利上げ余地の拡大の懸念からドル円は131円を超えました。

当面は2月14日の米CPI発表でインフレ率と米10年債利回りの動きに注意が必要です。

インフレ率の上昇となればドル円は133円を目指す展開となります。

また、次期日銀総裁候補においてハト派の雨宮さんが有力候補に浮上しました。

タカ派の中曾さんがAPECの諮問委員会の議長となることから、日銀総裁の可能性がほぼなくなりました。

これにより2/10の日銀総裁決定会合で雨宮さんが指定された場合は一時的に133円を目途に円安方向に動くことを想定します。

また、山口さんが選ばれた場合はアベノミクスに否定的と言われており、金利を上げる可能性が高いことから株安円高が進むと思われます。

ドル円は128円から132円のレンジ相場、2月10日の日銀総裁決定会合の結果で上は133円、下は126円に大きく動くことを想定します。

ポンド円は一時は下目線、160まで上昇からの158円までの下落の流れ、157円下回ってからの155円までの下落の流れを利用したい流れです。

天然ガスは底値を探る動きが継続、コツコツ買い集める流れは変わらないです。

銅は上昇基調、目線は4.5ドルまでの上昇の流れです。銅はインフレ率の先行指標になることから3月のCPIに多少なりとも影響を及ぼす可能性があります。

小麦は840ドルまで上昇の流れです。690ドルを下回ると損切り撤退してください。

原油は74.5ドル周辺から78ドルまでの反発上昇を利用する流れです。73ドルを下回ると損切りし目線は下目線に変更です。

ビットコインは28000ドルまで上昇を試す流れです。

同様にイーサリアムも1800ドルまでの上昇を試す流れとなっています。1800ドル超えてからは2000ドルまでの上昇を視野にトレードしてください。

予想が外れた場合はしっかりと損切りラインを決めておいてください。

投資は自己責任となりますので、あくまで参考までにしてください。