◆2023年1月14日以降の相場観です。

アメリカの12月のCPIが発表され、6か月連続で前の月を下回り、およそ1年ぶりに6%台となりました。

先月の消費者物価指数は前の年の同じ月と比べて6.5%上昇で、これは上昇市場予想と同じ水準でした。

FRBは1月31日から2日間、金融政策を決める会合を開きます。今回の物価指数が今後の利上げ判断に及ぼす影響が注目されます。

市場予想では次回の利上げ幅は0.25%と見られています。

インフレがピークアウトしたと見られていることから株と仮想通貨が上がる材料を探している状況になりつつあります。

何か材料が有れば上昇する流れが生じやすい状況であると言えます。

ドル円はCPIの発表により円高にシフトしました。127円からの129円付近までの小幅な反発上昇の流れを利用

126.5円を下回ると124円までの下落を想定。1月18日の日銀の金融政策決定会合で相場は大きく動く可能性があるため注意が必要です。

1月18日昼頃に日銀が長期金利操作の許容変動幅を従来のプラスマイナス0.75%に引き上げることになれば大幅な円高となります。その場合は3~4円の円高を想定。

ポンド円は155までの下落を視野に入れてトレード、上がったら売る、上がったら売るを繰り返す流れ。

ビッドコインは20000ドル付近で上昇トレンド転調への岐路に立っています。

ドル安が進み仮想通貨に資金が入りやすい流れのため短期的には20000ドルを超えて24000ドルまでの上昇を試す流れです。

同様にイーサリアムも1800ドルまでの上昇を試す流れとなっています。

予想が外れた場合はしっかりと損切りラインを決めておいてください。

投資は自己責任となりますので、あくまで参考までにしてください。